Moroccan Craft
モロッコ工芸品
モロッコの街角や暮らしの中で出会ったモロッコ工芸品は、アフリカ大陸に脈々と息づく民族文化、スタイリッシュなフランスのエスプリ、そして神秘的なイスラム文化が混じり合い、独特の伝統工芸品があります。カラフルでシンプルで贅沢で、独自の厳しい目線で選び抜いたスタイリッシュなもの、現地の職人たちに依頼し、ひとつひとつ手作業で仕上げたガッスールジャパンジャミーラオリジナルのバブーシュなど、モロッコの洗練のライフスタイル雑貨をお届けします。
GJJオリジナル 高品質バブーシュについて
Babouche(バブーシュ)とは…
それは本革で作られているカカトのない靴のことで、モロッコでは今現在も伝統的履物として愛用されています。近年日本でも多くのバブーシュを見かけるようになりました。
バブーシュが主に製造、販売されているのがメディナと呼ばれる旧市街地(スーク)です。
迷路のようなメディナの中には沢山のモロッコ工芸品が並んでいて、バブーシュ店も数多く存在しています。
そのメディナの中には「タンネリ」といって皮なめし工場があります。フェズやマラケシュのタンネリはとても有名で、羊、ヤギ、牛、ラクダなど様々な皮が運ばれてきます。
皮はそのままでは腐りますし、固くなってしまうため、ここで行われる「皮なめし」という工程がとても重要になってきます。
モロッコの皮なめしは化学薬品を使用しない「植物タンニンなめし製法」を行っています。
とても重労働で時間のかかる製法です。
丁寧に時間をかけて仕上げるモロッコの革は、とてもやわらかくて使い込むほど飴色に変わり風合いがでてくるのが特徴です。
でもすべての皮が丁寧になめされるわけではありません。
なめしが丁寧にされていないと獣臭が取れず、臭いの強い革に仕上がります。
安価なバブーシュはそれなりの革を使用するので臭いが強く残っていて、湿度の低いモロッコではあまり気にならない臭いも、湿度の高い日本ではかなりの臭いを放ってしまいます。私自身もそうとはしらず、安価なバブーシュを何足も無駄にしてしまいました。せっかく買っても臭くて履けずに捨ててしまうのでは残念ですし動物にも申し訳ないですよね。
毎日履くものだからこそ品質が良くて使い心地のよいものを・・・
革の選別風景(GJJの革は別の特注品です)
そんな想いから、モロッコでも一般的には売られていない、丁寧になめされた特注品の羊革のみでバブーシュを作ることにしました。
作っていただく工房はモロッコの職人さんと日本人女性が共同経営している工房です。
その工房は低賃金で低品質の連鎖を断ち切るべく、制作に携わる全ての方がきちんとした対価を得られるよう心掛け運営している工房です。
だからこそ、制作に携わるすべての方が一所懸命にそして1足1足を丁寧に手作りしてくれています。
バブーシュの底にはクッションを余すことなく敷き詰めているので履き心地はとてもフカフカです。
工房で職人さんが施した染色
女性達が縫った装飾
最高品質の特別な1足。
最高品質の羊革と腕利きの職人さんが作り上げた特別な1足。
ご自宅でも足をやさしく包み込む最高のスリッパをいかがですか?
ご自身へのご褒美として、また大切な方への贈り物としても素敵ですね。
出産祝い、結婚祝いなどにもおすすめです。
プレゼント用カード
表面
裏面